登録販売者が解説|髪がうねる原因と正しいドライヤーの当て方

髪の悩み・トラブル
※本記事は登録販売者としての一般的な知見をもとに、髪のうねりの原因や日常ケア(ドライヤーの使い方)をわかりやすく解説するものです。医療的な診断・治療や特定の治療効果を断定する表現は避けています。頭皮や髪に強い異常がある場合や急激な変化が見られる場合は、皮膚科や専門家にご相談ください。

うねり毛で悩む人が多い理由

「朝はまとまっているのに夕方にはうねる」「うねりのせいでスタイリングが決まらない」——こうした声は販売現場でもよく聞きます。髪のうねりは見た目の印象を左右するため、扱いに悩む方が多いのが現状です。ここでは、登録販売者の視点で考えられる原因を整理し、実際に自宅でできる「正しいドライヤーの当て方」を中心に具体的なケア方法をお伝えします。なお、ここで紹介する方法は個人差があり、すべての人に同じ効果を保証するものではありません。

髪がうねる(波打つ)主な原因

  • 1. もともとの髪質(遺伝・クセ毛)
    最も多い原因の一つが生まれつきのクセ毛です。毛根の形状や毛幹のねじれ具合により、まっすぐに生えにくく波打ちやすい髪質があります。
  • 2. ダメージ(カラー・ブリーチ・熱ダメージ)
    繰り返しのカラーやブリーチ、高温のコテやアイロンはキューティクルを傷め、髪内部の水分・油分バランスを崩します。すると水分が均一に保てず、一部が膨張・収縮してうねりが出やすくなります。
  • 3. 乾燥や水分バランスの乱れ
    髪は乾燥するとごわつき、湿度の変化で膨らんだりうねったりしやすくなります。特に毛先のダメージがある部分は水分を保持しにくく、うねりが目立ちます。
  • 4. ホルモンや加齢による変化
    年齢やホルモンバランスの変化で髪質が変わることがあります。細くなったりハリが失われると、うねりが出やすくなることがあります。
  • 5. 寝具や摩擦による物理的ダメージ
    枕との摩擦や寝相によって髪がこすれ、形状が崩れることがあります。夜間の摩擦は朝のうねりに直結します。
  • 6. 頭皮環境や生活習慣の影響
    頭皮が乾燥していたり、洗浄不足で皮脂が残っていると髪の扱いにくさを感じやすい場合があります。また睡眠不足や栄養の偏りも髪のコンディションに響きます(ただし個人差があります)。

まずやっておきたい基本ケア(ドライ前)

正しいドライを始める前に、基本のケアを整えましょう。

  • シャンプーのすすぎを丁寧に:洗い残しはべたつきやスタイリングの妨げになります。指の腹で十分にすすぎましょう。
  • タオルドライは押さえるように:濡れた髪はキューティクルが開きやすいので、強くこすらずタオルで水分を押し取るように。
  • 洗い流さないトリートメント(保護剤)を使う:ダメージが気になる部分には量を守って使用し、熱からの保護を心がけます(製品の使用方法を守ってください)。
  • 櫛で軽く整える:濡れた髪はデタングルコームなど目の広い櫛を使い、毛先から優しくほどきます。

正しいドライヤーの当て方:手順とポイント(ステップ別)

以下は家庭で実践しやすい手順です。ドライヤーの性能や髪質によって調整してください。

ステップ1:根元を先に、毛先は後で

根元(地肌)付近が湿ったままだと髪全体がしっかり乾きにくく、根元のべたつきや形崩れの原因になります。ドライヤーはまず根元に風を当て、指やブラシで立ち上げるように乾かすとボリュームが出やすくなります。熱を一点に集中させず、ドライヤーを動かしながら均一に当てることが大切です。

ステップ2:温度と風量の使い分け

高温を長時間当てるとダメージの原因になります。まずは中温〜高風で水分を飛ばし、最後に低温の冷風でキューティクルを引き締めるイメージで仕上げるとツヤが出やすくなります。熱を当てる距離は髪とドライヤーの先端で約15〜20cmを目安に(機種により異なるため、本体の説明を確認してください)。

ステップ3:ブラシの使い方(髪質別のコツ)

  • 直毛〜ややクセがある髪:丸ブラシで根元から毛先に向かって巻き上げ、引き抜くときに冷風を少し当てると形がつきやすいです。
  • 強めのクセ毛:無理に引っ張らず、ブロッキング(髪を小分け)して低温で短時間ずつ乾かす方がダメージが少なく済むことがあります。
  • 細く柔らかい髪:根元重視で風を当て、手櫛や幅広コームでやさしく整えながら乾かすとペタンコになりにくいです。

ステップ4:毛先の仕上げは冷風で固定

毛先を中温で整えた後、最後に冷風を当てることで形が定まりやすくなります。冷風はキューティクルを引き締める働きが期待されるため、艶感のある仕上がりに寄与します(仕上がりの感じ方には個人差があります)。

製品選びと使用上の注意(登録販売者の視点)

  • ヘアプロテクト剤:ドライヤーやアイロンを使う前には、使用方法に沿って洗い流さないトリートメントや耐熱スプレーを適量使うと扱いやすくなります。成分や使用量は製品ラベルを確認してください。
  • 保湿タイプのトリートメント:乾燥がうねりの原因の場合は、保湿に優れたトリートメントを毛先中心に使用することが役立つことがあります。
  • アルコールや過度な油分に注意:一部の整髪料は根元に溜まりやすく、べたつきの原因となることがあります。製品は適量を守って使用してください。

生活習慣でできる「うねり対策」

日常の習慣を整えることで、うねりの出方が安定することがあります。いくつかのポイントを紹介します(効果には個人差があります)。

  • 枕カバーの素材を見直す:摩擦の少ない素材(シルク風やサテン)を試すと朝のうねりが軽く感じられる人もいます。
  • 適切な栄養摂取:タンパク質やビタミン類は髪の構成に必要な栄養素ですが、摂取方法については医師や栄養士の指導を参考にしてください。
  • 過度な熱処理の頻度を減らす:毎日の高温処理はダメージ蓄積につながるため、頻度を見直すことが大切です。

よくある質問(Q&A)

Q1:濡れた髪を完全に乾かす前に寝ても大丈夫ですか?

A:濡れたまま長時間放置すると摩擦や雑菌の繁殖で髪や頭皮に不快感が出ることがあります。可能なら根元を中心にしっかり乾かしてから就寝することをおすすめします。

Q2:ドライヤーの温度は何度が良いですか?

A:ドライヤーの目安は機種や髪質で異なります。高温を長時間当てるより、中温で手早く均一に乾かす方がダメージを避けやすいと言えます。製品の取扱説明書に従い、頭皮が過度に熱くならない距離で使用してください。

Q3:市販の「縮毛矯正」や「ストレート剤」は使っても良いですか?

A:縮毛矯正や薬剤を用いる処置は効果が強く出る場合がありますが、施術後のケアやダメージ管理が重要です。使用・施術を検討する場合は美容師と十分相談し、施術履歴や髪の状態を見てもらってください。

まとめ:正しいドライで「うねり」を扱いやすく

髪のうねりは原因が多岐にわたるため、万能の解決法は存在しません。しかし、適切なドライヤーの使い方(根元を先に、中温で均一に、仕上げは冷風で固定)と日常のダメージ予防(過度な熱処理を避ける、保湿トリートメントを適切に使う、枕や寝具の見直し)を組み合わせることで、扱いやすさが向上することは期待できます。登録販売者としては、製品を使う際はラベルの使用法を守り、気になる点があれば専門家に相談することをおすすめします。

免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の効果を保証するものではありません。頭皮や髪に強い異常がある、抜け毛が急増したなど気になる点がある場合は医師や専門家にご相談ください。

コメント