なぜ40代でボリュームが変わるのか(整体師の視点)
40代はライフスタイルやホルモン、代謝の変化などが重なり、髪の質感やボリュームの印象が変わりやすい時期です。整体師として臨床で観察すると、首肩のコリや姿勢の乱れ、呼吸パターンの変化などが頭皮周辺の“居心地”に影響し、髪のふんわり感に関連することが少なくありません。本記事では「似合うスタイル選び」「自宅でできるスタイリング」「髪と頭皮への負担を抑えるケア」を中心に、実践しやすい方法を幅広く紹介します。
目次(このページでわかること)
- 40代に似合うボリュームアップヘアの基本コンセプト
- 顔型別おすすめスタイル(丸顔・面長・卵型・四角)
- カットのポイント:美容師に伝えるべきこと
- 自宅でできるブロードライとセットの手順
- 日常ケア:寝具・ブラッシング・プロダクトの使い方
- 整体師的おすすめの生活習慣(首肩ケア・姿勢)
- よくある質問(Q&A)
1. ボリュームアップヘアの基本コンセプト
ボリュームを出すスタイルとは単に「毛を増やす」ことではなく、髪の見え方・動き・根元の立ち上がりをデザインすることです。40代は「自然さ」と「再現性」が重要。毎朝のセットが難しくならないよう、以下を意識しましょう。
- 根元の立ち上げを作ること:トップの根元に空気を入れることで視覚的にボリュームが出ます。
- 重みと軽さのバランス:軽すぎると広がりやすく、重すぎるとペタンコになりがち。中間のウェイトコントロールが大切です。
- 骨格に合わせたライン設計:顔型や首の長さに合わせて、前髪や顔まわりの長さでバランスを整える。
2. 顔型別のおすすめスタイル
丸顔の方
トップに高さを出し、顔周りにややレイヤーを入れて縦のラインを作るとバランスがとりやすくなります。ミディアム〜ロングなら顔まわりを少し顔に沿わせるカットが自然に見えます。
面長の方
前髪で顔の縦長をカバーしつつ、サイドにボリュームを作ると横幅が出て安定感が生まれます。あまりトップを強調しすぎないのがコツです。
卵型(オーバル)
どのスタイルも比較的似合いやすい形です。柔らかな内巻きやゆるいパーマで動きをつけると若々しく見せやすいです。
四角顔の方
顔の角を柔らげるために顔周りにレイヤーを入れ、トップは程よい高さに。丸みを出すスタイリングで優しい印象に。
3. カットで伝えるべきポイント(美容師さんとの会話例)
美容師には以下の点を伝えると仕上がりがイメージしやすくなります。
- 「根元の立ち上げがほしい」「朝のセットを簡単にしたい」など目的を明確に伝える。
- 髪の太さ・量・クセの有無を共有する(「トップはぺたんこになりやすい」「髪が細い」など)。
- 普段のスタイリング時間や使用できる道具(ドライヤーだけ、アイロンも可など)。
- ヘアカラーやパーマの履歴も伝える(ダメージ状態によってカットや施術方法が変わるため)。
4. 自宅でできるブロードライとスタイリング手順(実践)
毎朝実践しやすい手順を紹介します。ドライヤーと丸ブラシがあれば効果的です。
ステップ1:根元の水分を取る
タオルで優しく押さえて水分を取る。ゴシゴシは避ける。
ステップ2:根元中心に風を当てる
ドライヤーを下から上に向けるようにして根元に風を入れ、頭皮を温めつつ根元を立ち上げます。冷風を軽く使うと形が出やすいです。
ステップ3:丸ブラシでトップを巻き上げる
トップの髪を少量ずつ取り、根元からブラシで立ち上げながら乾かす。ブラシを引き抜くときに少し冷風を当てるとボリュームが維持しやすくなります。
ステップ4:仕上げに軽いプロダクト
ワックスやフォームは少量を手のひらで温め、根元ではなく中間〜毛先中心に薄くのばす。根元に直接つけすぎると重くなるので注意。
5. 日常ケア:髪と頭皮に優しい習慣
ボリュームを出すには日常の“負担を減らす”ことも重要です。
- 洗髪:指の腹でやさしく洗い、洗い流しは丁寧に行う。シャンプーの頻度は個人差があるため、頭皮の状態を見ながら調整。
- ブラッシング:毛先からほぐす。濡れた髪はデタングルコームが有効。
- 熱ダメージの管理:ドライヤーは中温で手早く乾かす。アイロンは低温から試す。
- 枕や寝具:寝ている間の摩擦を減らすため、摩擦の少ない素材(例:シルク調)の枕カバーを試すのも一案。
6. 整体師的:首・肩・姿勢を整えて「自然な立ち上がり」を作る
整体師として注目しているのは「姿勢と血流」です。首〜肩の緊張が強いと頭皮周辺の居心地が悪く感じられ、根元のふんわり感に影響することがあります。簡単にできるケアを紹介します。
- 胸を開くストレッチ:肩を後ろに引いて胸を開く姿勢を意識する。デスクワークの合間に行うと効果的です。
- 首のゆるめ動作:首を前後左右にゆっくり動かし、呼吸を整える。深呼吸を組み合わせると副交感神経が働きやすくなります。
- 軽いセルフマッサージ:頭のつけ根や首肩の筋肉を軽くほぐすことで、朝のこわばりが和らぎやすくなります。
7. サロンで相談するポイント(パーマ・カラーの活用)
自然なボリュームを作るために、無理のない範囲でパーマを使うことも有効です。ポイントは「再現性」。サロンで相談する際のチェック項目を示します。
- 日常のセット時間や道具を伝えて、再現しやすいパーマ設計にしてもらう。
- ダメージが気になる場合はトリートメントとの併用や負担の少ない施術方法を相談する。
- カラーは根元の明度差を工夫することで視覚的な立体感を出せる場合がある(ただし髪質による)。
8. よくある質問(Q&A)
Q. ショートとロング、どちらがボリュームを出しやすい?
A. 髪質や骨格により異なります。ショートは根元の立ち上げが作りやすく、ロングは中間にレイヤーを入れることで動きを出しやすいです。美容師と相談して自分の手入れ能力に合う長さを選んでください。
Q. 毎朝のセット時間を短くしたいのですがどうすれば?
A. カットで再現性を高める(朝のブロードライが簡単に済むようなレイヤー設計)こと、低温で素早く乾かすドライ手順を練習することが近道です。
Q. 市販のボリュームアップ製品は使っても大丈夫?
A. 製品は使い方次第で便利ですが、根元に大量に付けると重さで逆にペタンコになることがあります。少量ずつ試し、自分の髪質に合うものを見つけてください。特に敏感な頭皮の方は成分表示を確認し、気になるときは薬剤師や専門家に相談しましょう。
まとめ:無理なく続けられる工夫が一番効く
40代のボリュームアップは「短期的な劇的変化」よりも、毎日の扱いやすさを高めることが大切です。カットでの設計、朝の乾かし方、頭皮や首肩のケアを組み合わせることで自然な立ち上がりが作りやすくなります。整体師としては、姿勢や筋緊張の改善を並行することで土台を整え、より安定した見た目が期待できると感じています。無理せず続けられる方法から一つずつ取り入れてみてください。


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